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ITABASHI STATION DC

お餅の注意と嚙み合わせ

こんにちは、歯科助手の茂木です。

年末が近づいてきて、皆さん忙しい日々をお過ごしだと思います。

寒くなってきたので、お身体をご自愛くださいね。

 

年末と言えば、お餅ですよね。

毎年恒例ですが、お餅を食べていて歯の詰め物や被せ物が取れてしまったという患者様が多々いらっしゃいます。(私も経験あります、、、)

古い詰め物や被せ物、またはつけたばかりの物でも取れてしまうケースはありますので、

もし取れてしまった時は取れた詰め物や被せ物は捨てずに持参してください。

状態によっては、そのまま戻せる場合もあります。

当院は12月29日~1月3日までお休みとなりますが、1月4日からは通常通り診療を開始致しますので、いつでもご連絡下さいませ。

 

最近、噛み合わせや顎関節、歯ぎしりの相談にいらっしゃる方が増えています。

原因不明の不調に悩まされていた人が噛み合わせを治したら症状が改善することがあります。

頭痛や肩こり、関節痛、目の疲れなどの症状が多いようです。

噛み合わせのズレは、治療後などに起こることもあれば

虫歯や歯周病の進行で気づかないうちに徐々に起こることもあります。

痛む歯や抜けてしまっている箇所を無意識に避けて噛んでいたり

治療途中の歯や抜けた個所をそのまま放置していることで、歯が傾いてきたり、噛み合わせが変わってきたりしてしまいます。

噛み合わせの緩やかな変化で本人の自覚がないままですと体の不調も知らない間に進んでいきます。

噛むための筋肉は首や肩の筋肉と連動しています。

均等に筋肉を使っていない場合は使っているほうの筋肉ばかりが硬直して血管や神経が圧迫されてます。

筋肉にかかる力がアンバランスになるとそれを解消しようとして不均衡がおこり肩こりや目の疲れなどの症状を起こるのです。

特に高齢者の中には噛み合わせを修正したことにより歩行状態などが改善されるケースもあります。

質の高い生活のためには噛み合わせは重要となってきます。

 

私も使っていますがマウスピースや顎のマッサージもおすすめです。

私は食いしばりや歯ぎしりが昔から酷く、片頭痛や肩こりがとても酷かったのですが、

マウスピースを使うようになってから、頭痛の頻度が減り、肩も軽くなりました。

マウスピースは1週間前後で出来上がります。

基本的には睡眠時に装着します。

私はお休みの日は家にいる時もつけてます。

当院でもマウスピースの製作や、マッサージの指導もしているのでお気軽にご相談してくださいね。

 

本年も大変お世話になりました。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ

板橋駅直結の歯医者【板橋ステーション歯科】土日も診療

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知覚過敏症について

こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の長谷川です。

 

最近、歯がしみると来院される患者様が多数いらっしゃいます。

冷たいものを口に含んだ時にツンとしみたり、歯磨きの際にピリッと痛みを感じたり、みなさんも一度は経験されたことがないでしょうか。

むし歯はないのに起こるこのような症状を『知覚過敏』といいます。

痛みは一過性で、刺激がなくなると痛みもなくなりますが、ときには歯みがきに支障をきたすほどの痛みをともなう場合もあります。

 

この『知覚過敏』、一体どのようにして起こるのでしょうか。

痛みが起こる場所は、歯肉が下がり露出した歯の根の部分(歯根部)です。

本来歯肉からみえている歯の表面は、エナメル質という体の中で一番硬い組織で覆われています。

しかし歯根部の表面にエナメル質はなく、エナメル質の下に存在する象牙質が露出します。

この象牙質には、内部(神経や血管で構成される歯髄)に向かって象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。

歯みがきや温度、擦過、冷風などの刺激があると、象牙細管内を満たしている内容液が移動し、内部の歯髄神経を直接刺激することで痛みが生じます。

そのため歯肉が下がった部分は、しみたり痛みが生じやすいのです。

 

ではなぜ歯肉が下がってしまうのでしょうか。

歯肉が下がる『歯肉退縮』にはいくつかの原因があります。

  1. かみ合わせの異常
  2. 歯周病の進行
  3. 誤った歯みがき
  4. 加齢

原因によって予防・対処法が異なってきますので、まずは歯科医院で診査をしてもらいましょう。

症状が続くようであれば、適切な処置と指導を受けましょう。

一過性の痛みでも、それがひどくなったり継続したりすると、痛みのせいで歯みがきが困難になりプラーク除去が不十分になります。

その結果、むし歯や歯周病を誘発したり進行させてしまうのです。

歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。

  • フッ化物塗布をすることで、象牙質の再石灰化を促進して象牙細管の開口部の狭窄・封鎖を促進する。
  • 象牙質の表面にコーティング剤を塗布したり、レジン充填を行うことで刺激を遮断する。
  • 原因となるかみ合わせを調整する。
  • マウスピースを作る

ご自宅でも出来るセルフケアとして、歯をみがくときには以下の4つに気をつけましょう。

  1. 力を入れすぎないようにしましょう
  2. 歯ブラシを大きく動かさないようにしましょう
  3. 歯肉退縮が起きている場合、歯の根元付近のプラークをていねいに取り除きましょう
  4. 知覚過敏予防歯みがき剤を使いましょう

そろそろ暑い季節になり、冷たい飲み物やアイスなどをお召しになる機会が増えてくると思います。

ピリッと痛みを感じる前に、知覚過敏が起こりそうなところはないか一度受診してみてはいかがでしょうか?

板橋駅直結の歯医者【板橋ステーション歯科】土日も診療

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口内炎について

こんにちは。

板橋ステーション歯科、歯科助手の松岡です。

寒暖差が激しいですが体調等崩されていませんか??

 

今回は口内炎についてです。

口内炎とは、口の中の粘膜や舌に起こる炎症を総称したもの。

「口内炎」には多くの種類がありますが、痛みのあるなしで、有痛性と無痛性に分類されます。

また見た目から「カタル性口内炎」、「アフタ性口内炎」、「潰瘍性口内炎」に分類されます。

食事がしみやすいものの痛みがあまり強くなく、粘膜に赤い腫れやところどころにポツポツと斑点や浮腫ができるのは、比較的軽症の口内炎と言えます。中でも最も多いのがアフタ性口内炎と呼ばれる症状。白か黄色の膜で覆われた米粒くらいの潰瘍ができ、食べ物がしみることがあります。通常1~2週間で治まりますが、繰り返しできる場合もあります。

重度になると、びらんと呼ばれるただれや、白い膜が覆ったり、盛り上がりやえぐれた穴や水疱ができる場合も。食事や会話もできないほどの痛みを伴い、出血がみられる場合は重症の口内炎が考えられます。

ウイルスや細菌に感染する、歯ブラシ等があたって傷つく、あるいはアレルギーなどが原因で口内炎ができますが、最も多く見られる「アフタ性口内炎」は、原因がわかっていません。

ちいさな白い潰瘍ができ、繰り返すこともありますが。だいたい1~2週間ほどで自然に治ります。

口の中には、常日頃から細菌やウイルスがたくさんいて、粘膜がよせつけないように抵抗していますが、カラダの抵抗力が下がると粘膜の機能も低下し、感染しやすくなるのです。口内炎ができやすい要因は、次のようなことが考えられますから、予防のためにも気をつけましょう。

・疲労や睡眠不足が続いている

・ストレスがたまっている

・風邪や胃腸障害など、体調をくずしている

・食事が不規則で、ビタミン不足になっている

・口腔の乾燥、口腔内の不衛生

このような事柄によって口腔内の環境が変化し出来上がります。

お口の中を清潔に保つようにしたり、

ビタミンをとったりしましょう。

皮膚や粘膜を守るビタミンB2や、皮膚や粘膜の健康を維持してくれるビタミンB6を摂取するようにするのがおすすめです。

ビタミンB2は

牛、豚、鶏レバー、海藻、サバなどの青魚、ウナギ、納豆、トウガラシ、卵、乳製品などです。

ビタミンB6は

ニンニク、バナナ、鶏のササミ、牛、豚、鶏のレバー、マグロ、カツオ、トウガラシなどです。

口内炎を緩和させるには、ビタミン摂取もとても大切ですが、蓄積されるものではないので日頃から摂取する意識をしてみらといいと思います。

口内炎ができてしまうと痛かったり、しみたり、食事がしずらかったり、話がしずらくなったり煩わしいですよね。

同じ場所に何度もできたり、なかなか治らなかったりしたら1度ご相談下さい☺️

もし口内炎ができてしまいましたら塗り薬などの対策がございますので、疑問に思うことがあったり分からないことがあれば、お気軽にスタッフにお声掛けください。

板橋駅直結の歯医者【板橋ステーション歯科】土日も診療

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ホワイトニングについて

みなさん、こんにちは。

板橋ステーション歯科の歯科衛生士の鎌込です。

マスク生活が長引いていますが、今この時期に口もとについて考えてみてはいかがでしょうか?

 

ホワイトニングについてお話したいと思います。

歯のホワイトニングとは、歯に薬剤を塗布し反応させて科学的に歯を白くしていく処置のことです。

普段よくお茶やコーヒーを飲んだり、喫煙されてる方は歯の表面が着色してきます。

その場合は、歯の表面をクリーニングして着色を落とすことができます。

しかし、クリーニングを行っても取れないない歯の内在性の着色や、元々の歯の黄色味が気になるような方はホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか?

 

ホワイトニングをすることで、自分の歯を白くするとこができます。

しかし、ホワイトニングで白くできるのはご自身の歯のみです。

例えば、被せ物の歯であったり、むし歯を削ってプラスチックの詰め物を詰めている部分などは白くなりません。

したがって、ホワイトニングをすることで自分の歯が白くなり、逆に昔詰めていたプラスチックや被せ物が黄色くみえて目立ってしまうことがあります。

ホワイトニングをする前に事前にご相談ください。

 

ホワイトニングには大きくわけて2つの種類があります。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行ってもらうホームホワイトニングの2種類です。

 

*ホームホワイトニング*

ホームホワイトニングとはご自宅でできるホワイトニングです。

歯科医院で型取りをして専用のマウスピースを作成し、ホワイトニングジェルを入れて、1日2時間ほど装着し、歯を白くしていく方法です。

「歯を白くしたいが歯科医院に通うのは苦手…」という方にはホームホワイトニングがお勧めです。

ホームホワイトニングはご自身のペースで進めることができます。

そして、色戻りがしにくいことが特徴です。

しかし、ホワイトニングの効果が現れるまでは少し時間がかかるのですぐ白くしたい方にはオフィスホワイトニングのほうがお勧めです。

ホームホワイトニングはまずカウンセリングをして型取りを行います。

そして、次に来院されたときにホームホワイトニング専用のマウスピースとホワイトニングジェルをお渡しします。

その後、ご自宅でホームホワイトニングを開始していただきます。

当院では、27500円で行うことができます。

 

*オフィスホワイトニング*

オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングです。

ご自宅で行うホームホワイトニングより漂白力の強い薬剤を使用して歯を外側から白くします。

1回の施術で効果が得られやすいです。

しかし、個人差がありますので何回か行う必要がある方もいらっしゃいます。

ただし、歯を外側から白くするオフィスホワイトニングはホームホワイトニングに比べて色戻りがしやすいです。

オフィスホワイトニングは歯科医院に来院していただき歯肉を保護してホワイトニングジェルを塗布していきます。

だいたい、1回60分ぐらいの時間で行うことができます。

当院では、22000円で行うことができます。

 

*デュアルホワイトニング*

歯を内側からホワイトニングするホームホワイトニングと、歯を外側から白くするオフィスホワイトニングの2種類を同時に行うのがデュアルホワイトニングです。

ホームホワイトニングのいいところとオフィスホワイトニングのいいところをとるので即効性があり長続きしやすいです。

ホワイトニング後は歯がしみたり、歯肉が熱を持ったり、痛んだりすることがありますが、ほとんどの場合は一時的なものです。

そして、ホワイトニング後は、効果が持続しやすいようにきちんとメンテナンスをしましょう。

歯みがきをしっかりと行い、喫煙、紅茶、コーヒー、赤ワイン等は、なるべく控えることが白さを保つポイントです。

ホワイトニング効果は永遠に続くものではありません。白さを保つために定期的に来院し、ホワイトニングやプロフェッショナルクリーニングを受けることをお勧めします。

 

*ウォーキングブリーチ*

歯の神経が壊死したり虫歯の治療で神経を取った歯は、歯の色が徐々に暗くなり、やがて茶色や黒色に変色してしまいます。

一般的なホワイトニングでは効果が発揮されないと言われています。

そんな歯でも白くできるのがウォーキングブリーチです。

歯は内側から神経、象牙質、エナメル質の順番で構成されています。

歯の表面にあるエナメル質はほぼ半透明です。

歯の色には、その内側にある象牙質の色が反映されます。

歯の神経がなくなるとエナメル質と象牙質の間に存在する象牙細管に物質が入り込みやすくなるからといわれています。

また、神経を失うことで歯自体の代謝が行われなくなるからともいわれております。

ウォーキングブリーチは無髄歯である対象の歯の内側に専用の薬剤を入れて行います。

薬剤を入れる処置を行った後、歯の色の変化をみるために1週間前後、時間をおきます。

それを何回か行って、歯が白くなったのを確認した後、歯の内部の薬剤を除去し、最終的に蓋をして終了です。

歯が白くなるまで当院では1本5500円で何度でも行うことができます。

 

この機会にご自身にあったホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか?

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歯の被せ物について

こんにちは、歯科助手の茂木です。

寒い日が続いてますが、お身体に気をつけて過ごしたいですね。

度重なるコロナの感染拡大で蔓延防止措置の延長など、不安な日々を過ごす方も多いと思います。

不安を感じながらも、お口の不調などでご来院される皆さんが少しでも安心してご来院できるように、当院では万全に感染予防対策を行っておりますので安心してご来院くださいね。

 

以前歯の詰め物についてお話をさせていただきましたが、今回は被せ物の種類についてお話させていただきます。

 

基本的に被せ物は削る部分が大きかったりひとつの歯に複数の虫歯があったりして、残った歯の部分が脆くなってしまう場合に使用します。

また、歯髄まで虫歯が達した歯を治療するケースでは、歯の根っこにある根管を治療したうえで歯にできた空洞に土台をはめこみ、その上から歯全体を覆うような被せ物を付けることになります。

詰め物になるか被せ物になるかは、虫歯の進行度=虫歯を削る範囲による、ということになります。

 

歯の被せ物の種類

 

*保険が適用される被せ物*

・CAD/CAM冠

コンピュータ上で図面を描くCAD(キャド)と、それを加工するプログラムを作るCAM(キャム)というソフトウェアを使い、被せ物を制作する方法です。

保険適用となるのは、レジンというプラスチックとセラミックを混ぜ合わせた素材を使用する場合のみで、保険適用で治療ができる歯も限定されています。

条件さえ満たせば保険適用内で白い被せ物ができる点やレジンのみより耐久性に優れている点、また金属アレルギーの心配が不要な点がメリットといえます。

色はセラミックやハイブリット程、精密に合わせられないです。

また経年的な変化があるため表面が粗造になり、吸水による色の変化がセラミックと比べるとあります。またプラスチックが含まれているため摩耗する可能性があります。

 

・メタル

銀色の被せ物です。

金属のため強度的には強く、長年使用してもすり減りは少ないです。

しかし、見た目が悪く硬すぎるために噛み合う歯を痛める可能性があり、長年使用すると金属成分が溶けだし歯茎が黒くなる可能性があり、金属アレルギーなどが発症する可能性があるなどデメリットがあります。

しかし保険適用なのでコストを抑えることができます。

 

 

*自費診療の被せ物*

・オールセラミック

金属を使わない被せ物です。

素材は陶器(セラミック)のため、見た目が白く透明感があるので仕上がりがとても綺麗です。

また、変色もしにくいので長く使っていただけます。

現代の歯科治療では最も良い素材の1つです。

デメリットとしては、費用が高いのと、陶器と同じ素材なので金属と比べると強度が少し弱いです。

 

・メタルボンド

メタルボンド冠とは中身は金属で、外から見える部分にのみセラミックを貼り付けた被せ物です。(陶材焼付鋳造冠とも呼ばれます)

見た目が良く変色せず、強度も強いのです。

さらに、中の金属に貴金属を使用すれば、金属が溶け出すことによる歯茎の変色、金属アレルギーなどが起こる可能性を低くすることも出来ます。

オールセラミックと違い金属を使用している為、光の透過性が低いという点がデメリットです。

 

・ハイブリットセラミック

セラミック素材とプラスチック素材を混ぜ合わせた素材です。

これも金属を使用していないので、見た目が白く透明感があり仕上がりがとても綺麗です。

コンポジットレジンを使用しているため、強度はセラミックより弱いです。

費用はセラミックよりも安価です。

デメリットとしては、経年的な変化があるため若干ですが表面が粗造になり、吸水による色の変化がセラミックと比べるとあります。またプラスチックが含まれているため摩耗する可能性があります。

 

・ゴールド

ゴールドは金を中心とした合金でできた被せ物です。

金属ならではの強度と柔らかさがあり、歯との適合が良い素材なので咬み合う歯を傷つけにくく、奥歯の虫歯治療後の被せ物などに使われることが多いです。

金属アレルギーの方はリスクがあるため利用できない場合があります。

 

費用等もホームページに記載していますが、治療の際にご説明も致しますので、ご安心ください。

ご自身のお口の中で長く付き合っていくものなので、治療の際はお気軽にご相談くださいね。

 

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気をつけたい日常生活

皆さんお元気ですか?

久しぶりにブログを書かせて頂きます院長のダイアナです。

 

あっという間に2021年も終わりますね、

ご家族やお友達方と無事に新年を迎えて頂きたいので、くれぐれも怪我には注意なさって下さいませ。

 

なぜ怪我について書いているかと言いますと、実は年末年始になると事故や転倒で歯をぶつけたり折ってしまったりする方が非常に多くなるからです。

 

場合によると大事な歯を抜かないといけない可能性もあります。

 

“あぁ、あの時知っていれば歯が残せたのに!”とならないように、

 

3つのハプニング例とその時の対処法を挙げますのでご参考になさって下さい。

 

例1

  • 転倒、歯を強く打った場合。

傷口は触らず直ちに近くの歯医者さんへ向かいましょう。

歯が欠けていたり、グラグラしている場合は年齢や症状によって対処方法が違います、

いずれにせよ早めの処置が肝心です。

もし外で起きた場合は砂や汚れも一緒に傷口に入ってきますので、生理食塩水が手元にあれば傷口を擦らずに洗い流してもいいでしょう。

 

例2

  • 転倒、歯が抜けてしまった場合。

抜けた歯を元に戻せる可能性はあります。

ですが、年齢と状況によるので残念ながら戻せない時も少なくありません。

その成功率を高める為に2つのポイントあります、時間抜けた歯の保存状態です。

まず直ちに歯医者さんへ向かって下さい。

そして抜けた歯の根の表面はデリケートなので、指で触ったり乾燥させないで下さい。

牛乳に浸して持参する事をお勧めします、ティッシュで包むのはN Gです。

専門の保存液に浸すのが理想ですが、直ぐに手に入らないので牛乳で代理します。

牛乳でも手に入らない際は、舌の下に挟み唾液中に浸して下さい。

この方法は間違って飲み込む恐れもありますので、小さいお子様はお勧めしません。

 

例3

  • 転倒、歯が欠けてしまった場合。

大きく欠けた時は歯の神経が外に露出してしまっている可能性が高いです。

万が一症状が無くとも、治療が必要になる事は少なくないです。

痛みがない場合でも歯の神経が壊死し、細菌感染して周りの組織を破壊する恐れがあります。

無症状でも早めに歯医者さんに受診するようにしましょう。

放っておくと状況が悪化し更に複雑な治療が必要になるかもしれません。

 

 

以上の例に当てはまらない状況に出くわしてしまった際は、焦らずお近くの歯医者さんや総合病院にお電話或いは直ぐに受診なさって下さいませ。

 

私が日々診察している中で最も恐れている一つが、外傷で歯が縦に真っ二つに割れてしまっている時です。

 

なぜならその歯はもう治療不可能なので抜かないといけなくなるからです。

 

出来る限り歯を抜かずに治療し保存していきたいのですが、悲しい事にこの場合はどうしようも無いのです。

 

去年の今頃の出来事なのですが、酔っ払って転倒し怪我をされた急患の方が来院しました。非常に残念ながらまさに歯が縦に真っ二つに割れてしまっており、保存不可能でした。

 

この記事を読まれている方をはじめ、全ての患者様の身にこの様な事は起きてほしく無いと心から思っております。

 

くれぐれも怪我には注意し、普段からメンテナンスなさっておられる健康な歯で忘年会のご馳走やお節料理を美味しく味わって頂きたいです。

 

今年は患者様のお口の健康のサポートにお手伝いさせて頂き誠に嬉しく存じ上げます。

患者様が快適に過ごせるように来年もフタッフ全員万全の治療を提供し続けますので、いつでもお気軽にご相談下さい。

 

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ドライマウスについて

こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の長谷川です。

11月も半ばを過ぎて、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってきましたね。

冬本番になると、乾燥が気になる方も多くいらっしゃるかと思います。

今回はお口の中の乾燥についてのお話をさせていただきたいと思います。

口の渇きが気になる、舌がヒリヒリする、しゃべりづらい、口の中がネバネバする、口臭が気になる…

最近、このように口の中の状態に変化を感じる方が多くなっているそうです。

唾液の分泌が低下して、口が乾いた状態のことをドライマウス(口腔乾燥症)といいます。

軽度では主に口の中のネバネバ感、ヒリヒリする、歯垢の増加、口臭も強くなります。

重度になると、唾液分泌量が低下し口の中の乾きが進行し、強い口臭、舌表面のひび割れ、痛みで摂食障害、会話しづらいなどの障害も現れます。

平均的な唾液の分泌量は、一日あたり約1~1.5リットルと言われています。

唾液は口の中の唾液腺から分泌され、口の中の食べかすを洗い流してくれています。

また唾液には抗菌作用があり、口の中の細菌の繁殖を防いでくれています。

そのため、唾液が不足して口が乾くと、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、また、口臭の原因にもなってしまうのです。

ドライマウスの原因はさまざまです。

  • 加齢

年齢とともに口や顎の筋力が低下や萎縮がおこり、唾液の分泌量が低下する

  • 口呼吸

鼻炎などの鼻疾患や癖などにより口呼吸になり、唾液が蒸発して口が渇く

  • 全身疾患

糖尿病、シェーグレン症候群、貧血など

  • ストレス

ストレスや緊張により交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制される

  • 服薬による副作用

抗うつ剤、鎮痛剤、抗パーキンソン剤、降圧剤などの薬物の副作用による唾液分泌の低下

ドライマウスの多くは、加齢変化により唾液腺細胞には問題ないものの唾液分泌量が低下したため生じると考えられています。

糖尿病や貧血など原因が明らかで治療が可能な場合には、これらの積極的な治療を実施します。

薬剤の副作用によるものと推測される場合には、薬剤の減量や中止、あるいは副作用の少ない薬剤への変更などを行います。

シェーグレン症候群、加齢など、治療や原因の除去が困難あるいは不可能な場合、薬物療法や口腔衛生指導などで症状にあわせた対応を実施します。

 

では、ご自宅でできるドライマウスの対策を何点かご紹介します。

◎唾液腺のマッサージをする

唾液腺に刺激を与えて唾液が出やすい環境を作ります。

お口の中や、お口の周りの筋肉を動かすことで唾液の分泌量が増えます。

また小顔効果やたるみの改善などのアンチエイジング効果もあります。

 

◎よく噛んで食事をする

唾液腺を活性化させるために何よりもよく噛んで食事をすることが大切です。

酸味や甘味などで味覚を刺激することにより唾液の分泌を促進できます。

ガムや飴を常に舐めることによる唾液分泌の促進方法は、含まれる糖分によってむし歯のリスクが高くなるため注意が必要です。

 

◎適度に水分補給をしてお口の中を潤す

適度な水分摂取は口の中の乾燥を防ぎ、唾液分泌の促進を図ることができます。

◎生活環境やリズムの改善

規則正しい生活を送り、ストレス発散やお部屋の加湿などをしてみましょう。

唾液の分泌の指令を出している自律神経のバランスを整えることがポイントです。

◎鼻呼吸を意識する

口を開けている状態が長いほど口は乾燥しやすくなります。

無意識で行っている呼吸から意識することが大切です。

 

ドライマウスの症状が疑われる場合はぜひご相談ください。

専門的な口腔ケアで快適な口腔環境にしていきましょう。

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歯科助手について

皆さんこんにちは。

板橋ステーション歯科の歯科助手の松岡です!

 

近頃、急に気温が下がってきましたが、体調は崩されていませんか?

コロナウイルスやインフルエンザに気をつけていきたい季節ですね。

 

今回は、歯科助手についてのご紹介を少ししたいと思います!

歯科助手とは歯科医院で治療を受ける際、一番最初に受付で応対するのですが具体的に何をしているのか、よくご存知でない方も多いのではないでしょうか?

ここでは、歯科助手の主な仕事内容をまとめてみました。

* 患者さんの誘導・介添

* 歯科医師の治療のアシスタント

* 予約管理・患者応対などの受付業務

* 会計管理・カルテファイル作成

* 治療に使用する器具の準備

* 治療後の片付け

* 治療で使用した器具の洗浄・滅菌処理

などです!

 

上記からもわかるように、歯科助手の主な役割は、「歯科医師が治療に専念できるように準備や環境を整え、そしてサポートすること」です。

このように、歯科助手にはさまざまな役割がありますが、歯科助手は国家資格を持っていないため国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士さん達のように、患者さんに医療行為を行うことはできません。

それらいくつかの前提をふまえて、歯科助手が出来ない例もいくつか紹介致します。

* 歯垢や歯石の除去

* 歯を削る行為

* 麻酔注射をする行為

* 詰め物やかぶせ物を装着する行為

* レントゲン撮影

* 歯ブラシ指導

などです!

他にもできないことはまだまだあります。

ですので、私たち歯科助手が受付・誘導・先生達のサポート業務をしています。

 

歯医者さんが苦手な方はきっと多いと思います。

私たちは、患者さんの不安をやわらげるように、明るく丁寧なコミュニケーションを取ることを心掛けて歯科助手の業務に勤めています!

私達は、患者様に定期的なメンテナンスを行っていただくことで

* 虫歯になりにくい口腔ケアのご提案

* 虫歯の早期発見で痛くなる前の治療

* 可能な限り痛みを抑えた治療

* 歯の削る量の少ない治療

などを心掛けております!

 

そして、もう一つ大切にしていることがあります。

患者様に笑顔あふれる空間をご提供させていただくため、歯科治療の技術だけではなく、表情・笑顔・身だしなみ・挨拶・言葉遣い・立ち居振る舞い・電話対応など、患者様が安心してご来院でき、また笑顔でお帰りいただけるように心がけています。

 

患者様にとって医院の中で1番近い存在になりたいと思っておりますので、歯医者嫌いな患者様達に克服できるような歯医者さんになるように頑張りますので今後とも私たち歯科助手を是非宜しくお願い致します!

疑問に思うことがあったり分からないことがあれば、お気軽にスタッフにお声掛けください(^^)

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ガムピーリングについて

こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の鎌込です。

 

今回は、黒くなってしまった歯肉をきれいなピンク色にする方法である、

「ガムピーリング」についてお話しさせていただきたいと思います。

ガム(gum)とは、英語で「歯ぐき」という意味です。そして、ピーリング(peeling)とは、英語で「皮むき」という意味で、新しい皮膚に再生する方法のことを言います。

つまり、「ガムピーリング」とは、日常生活で黒ずんでしまった歯肉の黒ずみを、本来のピンク色の歯肉に再生させる方法のことを言います。

 

歯肉の色が黒ずんで見えるのは、日焼けと同じでメラニン色素が沈着することが原因です。

「ガムピーリング」することで、白くきれいな歯は、健康なピンク色の歯肉に、より一層輝きます。

口元の印象を決める要素は、実は「歯肉」もとても大切な要因なのです。

 

歯肉の色が黒ずんで見えたり、茶色く見える原因はメラニン色素が沈着している為です。

そしてそのメラニン色素が沈着する主な原因は、タバコによる喫煙や、紫外線や、コーヒーやお茶類の刺激物などです。日焼けと同じで、歯肉もタバコや食品などの刺激によって、メラニン色素を分泌します。

そして、幼いころの副流煙でも起こることがあるそうです。他に、口呼吸によるものなど、理由は様々です。

一度黒ずんでしまった歯肉は、自然にピンク色に戻ることはありません。

 

「ガムピーリング」の仕組みについてご説明します。

歯肉に薬剤を塗布して、変色した歯肉を剥がします。その後、新しい歯肉を再生させることでピンク色の歯肉になります。

施術後は、歯肉が白くなりピリピリとした痛みがありますが、違和感がありご飯が食べられない程という感じではないと思います。

しばらくは、歯肉は白いままですが、2日、3日から1週間ほどで徐々に歯肉が剥がれて、ピンク色の歯肉が現れます。

その際は、無理に剥がしたり、触ったりしないようにしていただきます。

当院では、1回5,500円で行っております。

気になる方はご相談下さい。

 

しかし、「ガムピーリング」が出来ない場合もあります。

・歯肉炎、歯周病などにより、歯肉の炎症が強い方(炎症の原因である、プラーク・歯石などをクリーニングで除去し炎症を抑えてから処置するのが良いでしょう。)

・フェノール、アルコール類の薬剤にアレルギーのある方。

・歯のかぶせ物の金属が原因で、歯肉が黒ずんでる方は黒ずみの原因が異なりますので、効果は期待できません。

歯肉の境目が黒ずんでる場合は、保険の差し歯や古いメタルボンド、メタルコアに使用されている安定性の低い金属の溶出によって起こるブラックマージンという症状が考えられます。

原因がメラニン色素ではないので、その場合は「ガムピーリング」で治療するのではなく、金属を使用しないメタルフリーの治療をお勧めします。

もしも、ご自身で判断が難しいようでしたら、お気軽にご相談ください。

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歯の詰め物について

こんにちは、歯科助手の茂木です。

暑い日が続いたかと思えば突然の雷雨、最近は寒暖差もあり体調管理が難しいですね。

緊急事態宣言の延長や各地の大雨の被害など、不安な日々を過ごす方も多いと思います。

不安を感じながらも、お口の不調などでご来院される皆さんが少しでも安心してご来院できるように、当院では万全に感染予防対策を行っております。

過去のブログにも書いてありますので、目を通してみてください。

以前金属アレルギーについてお話をさせていただきましたが、今回は歯の詰め物の種類についてお話させていただきます。

 

基本的に詰め物は、小さな虫歯を削り、穴が開いた場所を補うためのものがインレーです。

インレーに比べて歯を被覆する面積が多い詰め物はオンレーといいます。

 

虫歯治療を行う際は虫歯の進行度合いによって、しっかりとご説明しながら治療を進めていきます。

 

歯の詰め物の種類

 

*保険が適用される詰め物*

・コンポジットレジン

プラスチック素材の直接充填するタイプの詰め物です。

金属を使用しないためアレルギーの心配がございません。

しかし、強度としては弱いので割れやすいです。

また、吸収性が高いので長年使用すると徐々に変色をしていくというデメリットがあります。

 

・メタル

銀色の詰め物です。

金属のため強度的には強く、長年使用してもすり減りは少ないです。

しかし、見た目が悪く硬すぎるために噛み合う歯を痛める可能性があり、長年使用すると金属成分が溶けだし歯茎が黒くなる可能性があります。また温度変化に弱いため熱いものや冷たいものを飲食すると伸縮し、自分の歯と銀歯に隙間ができ、そこから虫歯菌が侵入し再び虫歯になる危険性があり、金属アレルギーなどが発症する可能性があるなどデメリットがあります。

しかし保険適用なので、コンポジットレジンもメタルインレーも保険適用の為コストを抑えることができます。

 

*自費診療の詰め物*

・セラミック

金属を使わない詰め物です。

素材は陶器(セラミック)のため、見た目が白く透明感があるので仕上がりがとても綺麗です。

また、変色もしにくいので長く使っていただけます。

つるつるピカピカで歯垢をはじくため、2次虫歯に非常になりにくいです。

現代の歯科治療では最も良い素材の1つです。

デメリットとしては、費用が少々高いのと、陶器と同じ素材なので金属と比べると強度が少し弱いです。

 

・ハイブリット

セラミック素材とプラスチック素材を混ぜ合わせた素材です。

これも金属を使用していないので、見た目が白く透明感があり仕上がりがとても綺麗です。

コンポジットレジンを使用しているため、強度はセラミックインレーより弱く、コンポジットレジンより強いです。

費用はセラミックインレーよりも安価です。

デメリットとしては、経年的な変化があるため若干ですが表面が粗造になり、吸水による色の変化がセラミックと比べるとあります。またプラスチックが含まれているため摩耗する可能性があります。

 

・ゴールド

ゴールドインレーは金を中心とした合金でできたインレーです。

金属ならではの強度と柔らかさがあり、詰める部位への適合が良い素材なので2次的な虫歯になりにくく、咬み合う歯を傷つけにくいことやインレーの下の歯の虫歯リスクが少ないので、奥歯の虫歯治療後の詰め物などに使われることが多いです。

金属アレルギーの方はリスクがあるため利用できない場合があります。

 

費用等もホームページに記載していますが、治療の際にご説明も致しますので、ご安心ください。

ご自身のお口の中で長く付き合っていくものなので、治療の際はお気軽にご相談くださいね。

 

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