こんにちは、板橋ステーション歯科です。
7月、8月の休診日をお知らせいたします。
オリンピックの影響もあり祝日が変動しております。
・7月22日(木) ・7月23日(金) ・8月8日(日)
上記日程を休診とさせていただきます。
8月9日(月)の振替休日は診療いたします。
ご不便をお掛けいたしますが、ご了承くださいませ。
こんにちは、板橋ステーション歯科です。
7月、8月の休診日をお知らせいたします。
オリンピックの影響もあり祝日が変動しております。
・7月22日(木) ・7月23日(金) ・8月8日(日)
上記日程を休診とさせていただきます。
8月9日(月)の振替休日は診療いたします。
ご不便をお掛けいたしますが、ご了承くださいませ。
こんにちは、板橋ステーション歯科です。
6月29日(火)は、誠に勝手ながら研修の為
休診とさせていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、ご了承くださいませ。
日付: 2021年6月15日 カテゴリ:お知らせ
こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の鎌込です。
今回は女性ホルモンと歯周病についてお話しさせていただきたいと思います。
女性のほうが男性より、平均寿命が長いです。
しかし、歯の寿命は男性より女性のほうが短いのだそうです。
最近の研究では、歯周病の悪化には、女性ホルモンの関与が大きいことがわかってきています。
女性ホルモンには、ある特定の歯周病菌の増殖を促したり、歯周組織の炎症を悪化させたりする作用があるのです。
女性ホルモンの分泌はライフステージによって変化していきます。女性の場合は加齢などの変化だけではなく、ホルモンバランスが大きく変化するために、歯周病になりやすい時期がいくつか訪れます。
こういった、女性特有の歯周病のリスクをしっかり理解して、適切にケアしていくことが必要になってきます。
どのような時期に、どういったケアが必要なのかお話しさせていただきます。
■思春期
最初の大きな変化は思春期です。
思春期に分泌されるホルモンには、歯石や炎症反応を増幅させるように働くものがあるのです。
突然に、分泌量が増えるとわずかな刺激にも大きな反応を示します。
心身ともに敏感になり、過剰に口臭を気にしたりするとこもあります。
また、摂食障害やこの時期に無理なダイエットは中高年以降に歯の影響があります。
■妊娠・出産期
ここ時期には、30〜70%の人に歯肉炎がみられると言われています。
妊娠によって免疫応答の変化が、歯周組織に過剰に影響をもたらしたりします。また、食事の好みが急激に変化したり、間食が増えたり、つわりなどで口の中が酸性に傾きやすくなり、虫歯のリスクも増えます。
また、吐き気や体調不良で歯磨きもしづらい状態になるので、洗口剤を使ったり、歯科クリニックなどでクリーニングを受けたりするといいでしょう。
■中年期
家事や、育児などにより家族中心の生活で自分自身のケアがおろそかになってしまったり、後回しになりがちになります。また、仕事が忙しかったり、様々なストレスにさらされることもあるので、定期な検診を受けてケアすることが大切です。
■更年期
この時期は、女性ホルモンが低下します。
更年期障害により唾液が減少しドライマウスに陥ります。唾液の分泌が減少することで口臭や、歯周病のリスクが高くなります。また、知覚過敏や味覚障害、舌が黄白くなるとの症状も出ることもあります。
そして、全身においても骨密度の低下や免疫力の低下などがあり、この時期は口の中が危険な状態になるため注意が必要です。
いずれの時期にしても定期的に検診を受けて、適切なケアをしていくことが大切です。
日付: 2021年5月28日 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科助手の大竹です。
5月に入り、寒い日も少しずつですが減り、暖かい日が多くなり過ごしやすくなってきましたね。
わたしは寒がりなので暖かくなるのを、まだかまだかと心待ちにしていました。
過ごしやすくなったのは良いのですが、今度は暑い中でのマスク生活が始まりますね…
毎日のマスク生活の中でふと口元に意識がいくと、
「自分の口臭が気になる」
「なんだかお口の中がネバネバする」
と感じたことはありませんか?
それは、もしかしたらマスク生活による
『唾液の減少』が原因かもしれません。
今回は、そんな『マスク生活とお口の中の環境』についてお話させてください。
唾液の役割
唾液は通常、健康な成人で一日に1.0~1.5リットルほど分泌され、お口の中で
・粘膜の保護
・自浄、殺菌作用
・歯を再生させる(再石灰化)
上記のように、多くの仕事をしてくれます。
たくさんの「唾液」でお口の中が潤っていることは、食べ物の消化を助けるだけではなく、虫歯や歯周病のリスクから身を守る役割も果たしてくれています。
一見、マスクをしていると加湿され、お口が潤っているように思われるかもしれませんが、唾液の分泌量はいろいろな要因によって減少します。
唾液減少の原因
・口呼吸
・ストレス
・脱水
・話さない(口周りを動かさない)
上記のように、マスクをしていると息苦しくなり、たくさん空気を取り込めるよう口呼吸になりがちです。
この口呼吸は、お口の中を乾燥させ、唾液の分泌を減らしてしまう原因となります。
さらに、
・マスク着用や自粛生活を強いられる中でのストレス
・マスクの付け外しが面倒で水分摂取の減少
・在宅の時間が増加したことにより会話の減少
これら全てが、唾液を減らす原因となっている可能性があります。
唾液の減少とともに自浄・殺菌作用が低下してしまう=口臭が気になったりお口の中がネバネバしたり…
といった不快感が出てくるだけではなく、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまうので要注意です。
大切なことは歯科での定期的な検診とセルフケア
お口の中を健康に保つために大切なのが、定期的なメインテナンス。
そして、歯ブラシなどによる丁寧な口腔ケアや、こまめな水分補給などの毎日のセルフケアです。
虫歯や歯周病の治療やクリーニングはもちろんの事、日々のお手入れの仕方やブラッシング方法、マスク生活でのお口の中の悩み、トラブル等…
気になることがありましたら当院にいつでもご相談ください。
早く昔のようにマスクを外して笑顔の飛び交う世の中に戻ってくれるといいですね。
日付: 2021年5月11日 カテゴリ:スタッフブログ
ゴールデンウィークの診療についてお知らせいたします。
*5月3日(月)~5日(水)の3日間は、休診となります。
*5月6日(木)からは通常通りの診療となります。
ご不便をお掛けいたしますが、ご了承くださいませ。
こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の長谷川です。
新年度に入り、学校や職場など新しい環境になった方も多いのではないでしょうか?
生活のリズムが変わると疲れも出やすく、体調を崩してしまいがちです。
免疫が下がるとお口の中の環境も悪くなり、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
今回のブログでは、毎日の歯磨きをより効果的にする清掃用具についてお話ししたいと思います。
みなさんは歯磨きをするとき、歯ブラシ以外の清掃用具を使ったことはありますか?
毎日食後の歯磨きをしっかりしているという方でも、歯ブラシのみの清掃では、全体の汚れの6割程度しか落とせていないといわれています。
しかし、補助的清掃用具を併用すると、清掃効果が8~9割近くまで上がるといわれており、虫歯や歯周病予防にとても効果的なのです。
最近ではドラッグストアでも、デンタルフロス、歯間ブラシ、タフトブラシ、デンタルリンスなど、いろんな種類のものが販売されていますね。
その中でも一番磨き残しが出やすい、歯と歯の間の清掃道具について紹介していきます。
歯と歯の間の清掃道具として、デンタルフロスと歯間ブラシがおもに使われています。
まずはデンタルフロスについてです。
歯と歯が接している面に糸を通すことによって歯ブラシの毛先が届かない面の、食べかすやブラークを落とすことが出来ます。
デンタルフロスにはいくつかの種類があり、糸の通りをよくするため繊維にワックスが練りこまれているものや、プラークなどの除去効果を高めるためにお口の中の水分で繊維が膨張するもの、届きにくい奥歯などに適した柄付きのタイプ(糸ようじ)などがあります。
また、糸を通す際にしっかり歯の面に添わせることで、歯と歯の接している面だけではなく、その面に続くカーブの面の汚れも除去することが出来ます。
次に歯間ブラシについてです。
デンタルフロスと同じく、歯と歯茎の間に入り込んだ、食べかすやプラークを落とすための道具です。
一本の針金の周りにたくさんの毛がついたブラシで、歯の隙間の汚れを掻き出すことが出来ます。
デンタルフロスでは細すぎて効率よく汚れを除去出来ないような隙間に有効です。
いろんな大きさや形があります。
また、デンタルフロスを通すことが出来ないブリッジにも通すことが出来ます。
補助的清掃用具はお口の中の環境を良くするためにはぜひ使っていただきたい道具です。
しかし間違ったサイズを選んだり正しくない使用法であると、効果が得られなかったり、歯や歯茎を傷つけてしまったりします。
当院では、患者さま一人一人に適した歯磨き指導をおこなっております。
ぜひ一度検診にきていただき、ご自身に合った清掃道具を使ってみてはいかがでしょうか。
気になる事がありましたら、お気軽にご相談くださいね
日付: 2021年4月21日 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
板橋ステーション歯科の歯科衛生士の鎌込です。
今回は、噛むことの大切さについて、お話しさせていただきたいと思います。
噛むことには大切な役割があります。
噛むことは顎や歯の発達だけでなく、全身の健康に大きく影響することがあります。
最近は、やわらかくて食べやすいたべものが普及し、噛む回数が減ってきています。
やわらかくて食べやすいたべものばかりを食べて、噛む回数が減った食事を続けていると、虫歯や歯周病、肥満などの生活習慣病のリスクが高まってしまいます。
ここで、噛むことの効用をまとめた標語をご紹介させていただきます。
「ひみこのはがいーぜ」
ひ:肥満防止
よく噛むと脳が刺激され、満腹中枢が働くので、食べすぎによる肥満を防ぐことができます。
み:味覚の発達
食べ物の味は、唾液の中に溶け込み、それを味蕾という舌の組織が感知し、脳へ伝わります。
よく噛むことで唾液がたくさん分泌され、味覚情報の伝達を助けます。
こ:言葉の発音がはっきり
よく噛むことで、口のまわりの筋肉も発達し、正しい発音が、できるようになると言われています。
の:脳の発達
よく噛むことで、脳が刺激され、脳に流れる血液の量が増えて、脳の動きが活性化され記憶力や集中力のアップに繋がります。
また、子どもは脳が発達して、大人は物忘れを予防することができます。
は:歯の病気予防
噛むことで、たくさん唾液がでます。
唾液には、歯周病菌やむし歯菌の繁殖を抑える効果や、酸の中和・再石灰化など歯の病気予防に重要な作用があります。
また、唾液には自浄作用といって、食べかすや細菌を洗い流す作用があるので、たくさん噛んで唾液をたくさん出しましょう。
が:ガンの予防
唾液には含まれるペルオキシターゼという酵素には、食物内の発ガン性物質を弱める働きがあると言われています。
い:胃腸快調
食べ物をよく噛むことによって唾液と混ざり合って、水分が増して、飲み込みやすくなります。
また、胃や腸でで消化されやすくなります。
さらに、唾液に含まれる消化酵素アミラーゼの働きにより、体内での消化や吸収がアップする効果もあります。
ぜ:全力投球
よく噛むことで身体が活発になり、勉強や仕事に集中することができるようになります。
このようによく噛むことにはたくさんのいいことがあります。
そしてよく噛むことの工夫として、
1.急いで食べない
噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安に、よく噛みましょう。
2.飲み物で流し込まない
飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に送られてしまうので消化によくありません。よく噛んで、細かくしてから唾液と一緒に飲み込みましょう。
より快適で満足度の高い生活を送るために、よく噛むことを意識してみましょう。
そして、よく噛めるように定期的な歯科検診などを受診するようにしましょう。
日付: 2021年3月30日 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
板橋ステーション歯科の大竹です。
今回も前回に引き続き、子どもの虫歯についてお話させてください。
今回は、
王道!歯磨きこそお家でできる最大の虫歯予防
虫歯予防に最も効果的なのはやはり毎日の歯磨きです。
歯磨きによって、食べカスや歯垢を取り除き、虫歯菌のエサが歯にない状態にすることが虫歯予防の近道です。
お子さん自身の歯磨きだけでは磨き残しがある場合が多いので、小学生あたりまでは親御さんが仕上げ磨きや磨き残しのチェックをしてあげることをお勧めします。
また、歯磨き嫌いのお子さんは、お子さんの好きなキャラクターの歯ブラシや好きな味の歯磨き粉を使ってあげると歯磨きへの抵抗感を減らせるかもしれません。
お子さんの歯磨き粉にはほとんどのものにフッ素が含まれているので歯磨き粉を使っていただくことをお勧めします。
どうしてもお口を触らせてくれないお子さんは、お口の周りを触る練習から入ると無理なくトレーニングができると思います。
お子さんこそ必須!!歯磨き後のフロスで虫歯撃退
実はお子さんの虫歯は歯の間から発生することがとても多いです。
大人に比べてお子さんの歯は接触面積が多いので磨き残しが溜まりやすいからです。
また、歯の生え変わり時期になると歯同士の重なり合いが増えたりもしますので、歯垢が溜まって虫歯になりやすくなると言われています。
フロスは大人のものと思われがちですが、お子さんもしっかりとフロスを通して虫歯予防をしてあげる事が大切です。
朝は中々忙しく手が回らない場合は夜だけでもしっかりフロスを通してあげてください。
定期健診の重要性!!
歯医者さんに定期的に通ってお口の中を診てもらう事で虫歯のリスクを減らせます。
また、フッ素など年齢に合わせた予防措置をしてもらえます。
お子さんのお口の中は成長とともに乳歯から永久歯に生え変わり、年齢に応じて虫歯になりやすい場所は変わってきます。
お子さんの時期に合った歯磨きのポイントを指導してもらう事も虫歯リスクの軽減に繋がります。
また、万が一虫歯ができてしまっても定期健診で歯医者さんに通っていれば虫歯が小さなうちに見つけてもらう事ができるので、虫歯が重症化する心配がありません。
当院では前回同様、お子さんの虫歯治療に加え、虫歯のチェック、予防、クリーニング、ブラッシング指導など、随時受け付けておりますのでお電話かメールでお問い合わせください。
また、その他ご不明な点がございましたらいつでもご連絡ください。
日付: 2021年3月24日 カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、板橋ステーション歯科の歯科衛生士の長谷川です。
最近、歯がしみると来院される患者様が多数いらっしゃいます。
冷たいものを口に含んだ時にツンとしみたり、歯磨きの際にピリッと痛みを感じたり、みなさんも一度は経験されたことがないでしょうか。
むし歯はないのに起こるこのような症状を『知覚過敏』といいます。
痛みは一過性で、刺激がなくなると痛みもなくなりますが、ときには歯みがきに支障をきたすほどの痛みをともなう場合もあります。
この『知覚過敏』、一体どのようにして起こるのでしょうか。
痛みが起こる場所は、歯肉が下がり露出した歯の根の部分(歯根部)です。
本来歯肉からみえている歯の表面は、エナメル質という体の中で一番硬い組織で覆われています。
しかし歯根部の表面にエナメル質はなく、エナメル質の下に存在する象牙質が露出します。
この象牙質には、内部(神経や血管で構成される歯髄)に向かって象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。
歯みがきや温度、擦過、冷風などの刺激があると、象牙細管内を満たしている内容液が移動し、内部の歯髄神経を直接刺激することで痛みが生じます。
そのため歯肉が下がった部分は、しみたり痛みが生じやすいのです。
では、なぜ歯肉が下がってしまうのでしょうか。
歯肉が下がる『歯肉退縮』にはいくつかの原因があります。
原因によって予防・対処法が異なってきますので、まずは歯科医院で診査をしてもらいましょう。
症状が続くようであれば、適切な処置と指導を受けましょう。
一過性の痛みでも、それがひどくなったり継続したりすると、痛みのせいで歯みがきが困難になりプラーク除去が不十分になります。
その結果、むし歯や歯周病を誘発したり進行させます。
歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。
気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね。
こんにちは、板橋ステーション歯科の茂木です。
少しずつ暖かい日が増えてきましたね。
コロナ禍でお出かけ出来ないのが残念です。
まだ寒暖差もありますので、皆さま体調を崩されないようにお気をつけください。
今回は金属アレルギーの方の歯科治療についてお話ししたいと思います。
わたしも金属アレルギーなので、同じように悩まれてる方や金属アレルギーの検査方法などご説明させていただきます。
一般的に“金属アレルギー”と聞くと指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリーやベルトのバックルなどの金属部分でかぶれたり、皮膚がかゆくなるイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
このような金属アレルギーは金属が触れている部分にわかりやすく症状が出るので、ご自身で気づきやすいですが、中には金属アレルギーを起こしても気づきにくい例もあります。
それが“歯科金属アレルギー”です。
近年、アレルギー体質の人が増加傾向にあると言われていますが、金属アレルギーもその1つです。
歯科では、特に保険治療において、銀歯や銀の詰め物、入れ歯の金具などの材料として金属が使われることが多いのですが、実はそれが原因でアレルギーを引き起こすことがあります。
ただ、症状の出方が金属のアクセサリーなどによるかぶれのような分かりやすい形で出てこないため、歯科金属がアレルギーを起こしていると思われていない例も少なくありません。
歯科金属アレルギーはお口の中に出る症状とお口以外の全身に出る症状があると言われています。
全身に出る症状は、口とはまったく関係がないところに出ることから、歯科金属アレルギーだと分かりづらく、皮膚科の治療を受けても改善しないで苦しんでしまう場合があります。
*口・口周辺に出る歯科金属アレルギーの症状*
・粘膜の炎症、ただれ
歯科金属が接している粘膜が炎症を起こしたり、ただれたりというような炎症が起きることがあります。
口内炎が頻繁に出来ることもあり、唇や口角に炎症が出ることもあります。
口内の粘膜に白い線状や網目のような模様が現れ、その周辺が赤くただれた状態になる
扁平苔癬(へんぺいたいせん)を作ることもあります。
・味覚異常
お口の中にアレルギー反応が起きて、舌の表面の味覚受容体がダメージを受けると、
味覚を正常に感じられなくなる
“味覚異常”を起こすこともあります。
*全身に出る歯科金属アレルギーの症状*
・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
歯科金属の中でも特に保険で使用される金属は、唾液中にイオン化して溶け出しやすい性質を持っています。
イオン化した金属が体内に取り込まれて、体内のたんぱく質と結合しアレルゲンとなり、汗を特にかきやすい手のひらや足の裏にアレルギー症状を起こすことがあります。
これは掌蹠膿疱症と呼ばれ、手のひらや足の裏にかゆみを伴い、多数の水疱や膿の袋が現れては潰れるというのを繰り返します。
・接触性皮膚炎、湿疹
全身の皮膚のあちこちで接触性皮膚炎や湿疹をおこすこともあります。
歯科金属がお口の中に入っていても、まったく症状が出ないという場合はもちろんたくさんあります。
ですが、今症状がなくても、将来的に金属アレルギーが出ることはあり得るのです。
歯科金属を避けるためには、金属をなるべく使用しないというのが1番確実な方法です。
例えば、小さい虫歯なら保険の白い樹脂(プラスチック)で治療を行い、保険の樹脂で補えない部分は金属の代わりに体に無害なセラミックやハイブリットを使う、入れ歯も金属を使用しない物にするなど方法はあります。
歯科金属アレルギーがあるかどうかは、皮膚科でパッチテストを受けることで調べることができるので、気になる方は1度調べてみてはいかがでしょうか。
診断結果をもとに治療方法を先生にご相談頂いても大丈夫ですし、
その他不安なことなどありましたら、お気軽にご相談くださいね。
次回は当院の詰め物や被せ物の種類や特徴をご紹介したいと思います。
日付: 2021年2月17日 カテゴリ:スタッフブログ