• English
  • 繁體字
  • 简体字

ITABASHI STATION DC

口腔内にも現れる金属アレルギー

こんにちは、板橋ステーション歯科の茂木です。

少しずつ暖かい日が増えてきましたね。

コロナ禍でお出かけ出来ないのが残念です。

まだ寒暖差もありますので、皆さま体調を崩されないようにお気をつけください。

 

今回は金属アレルギーの方の歯科治療についてお話ししたいと思います。

わたしも金属アレルギーなので、同じように悩まれてる方や金属アレルギーの検査方法などご説明させていただきます。

 

一般的に“金属アレルギー”と聞くと指輪やピアス、ネックレスなどのアクセサリーやベルトのバックルなどの金属部分でかぶれたり、皮膚がかゆくなるイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

このような金属アレルギーは金属が触れている部分にわかりやすく症状が出るので、ご自身で気づきやすいですが、中には金属アレルギーを起こしても気づきにくい例もあります。

それが“歯科金属アレルギー”です。

近年、アレルギー体質の人が増加傾向にあると言われていますが、金属アレルギーもその1つです。

歯科では、特に保険治療において、銀歯や銀の詰め物、入れ歯の金具などの材料として金属が使われることが多いのですが、実はそれが原因でアレルギーを引き起こすことがあります。

ただ、症状の出方が金属のアクセサリーなどによるかぶれのような分かりやすい形で出てこないため、歯科金属がアレルギーを起こしていると思われていない例も少なくありません。

歯科金属アレルギーはお口の中に出る症状とお口以外の全身に出る症状があると言われています。

全身に出る症状は、口とはまったく関係がないところに出ることから、歯科金属アレルギーだと分かりづらく、皮膚科の治療を受けても改善しないで苦しんでしまう場合があります。

 

*口・口周辺に出る歯科金属アレルギーの症状*

・粘膜の炎症、ただれ

歯科金属が接している粘膜が炎症を起こしたり、ただれたりというような炎症が起きることがあります。

口内炎が頻繁に出来ることもあり、唇や口角に炎症が出ることもあります。

口内の粘膜に白い線状や網目のような模様が現れ、その周辺が赤くただれた状態になる

扁平苔癬(へんぺいたいせん)を作ることもあります。

・味覚異常

お口の中にアレルギー反応が起きて、舌の表面の味覚受容体がダメージを受けると、

味覚を正常に感じられなくなる

“味覚異常”を起こすこともあります。

 

*全身に出る歯科金属アレルギーの症状*

・掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

歯科金属の中でも特に保険で使用される金属は、唾液中にイオン化して溶け出しやすい性質を持っています。

イオン化した金属が体内に取り込まれて、体内のたんぱく質と結合しアレルゲンとなり、汗を特にかきやすい手のひらや足の裏にアレルギー症状を起こすことがあります。

これは掌蹠膿疱症と呼ばれ、手のひらや足の裏にかゆみを伴い、多数の水疱や膿の袋が現れては潰れるというのを繰り返します。

・接触性皮膚炎、湿疹

全身の皮膚のあちこちで接触性皮膚炎や湿疹をおこすこともあります。

 

歯科金属がお口の中に入っていても、まったく症状が出ないという場合はもちろんたくさんあります。

ですが、今症状がなくても、将来的に金属アレルギーが出ることはあり得るのです。

歯科金属を避けるためには、金属をなるべく使用しないというのが1番確実な方法です。

例えば、小さい虫歯なら保険の白い樹脂(プラスチック)で治療を行い、保険の樹脂で補えない部分は金属の代わりに体に無害なセラミックやハイブリットを使う、入れ歯も金属を使用しない物にするなど方法はあります。

 

歯科金属アレルギーがあるかどうかは、皮膚科でパッチテストを受けることで調べることができるので、気になる方は1度調べてみてはいかがでしょうか。

診断結果をもとに治療方法を先生にご相談頂いても大丈夫ですし、

その他不安なことなどありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

次回は当院の詰め物や被せ物の種類や特徴をご紹介したいと思います。

 

 

板橋駅直結の歯医者【板橋ステーション歯科】土日も診療

日付:   カテゴリ:スタッフブログ